とある魔術の禁書目録、なんとなくですが買って読んでみました。
 まあおもしろいかなぁ。ただ、出してきた要素の消化具合に難があるような気がします。
 例えばこれは誰もが感じる事だと思いますが、ビリビリ中学生はどうしたのよ?と。
 出した理由としては超能力の凄さ、ひいて主人公の右手の凄さを示すためとかその辺りなんでしょうが、その役目が終わったからって放置するにはちょっともったいないキャラじゃないですかね。読みながらいつVS魔術師異種能力戦が始まるのかと期待していた身としては、どうにも肩すかしを食らった感が否めません。魔術と超能力の対比が地味過ぎるって。
 そういやこの作者、後書きで魔法について深く突っ込んだ作品だとか何とか言ってたけど、そんな言うほど深いかこれぇ? ラノベレベルで考えてもさして深いものじゃないと思うんですけど。


 でもビリビリ中学生が気になるので続き買います(結局それか。