とある魔術の禁書目録、既刊全巻読了ー。
 これって結局どこまでいっても、主人公である上条当麻の物語でしかないんだろうなぁ。その他の登場人物はオマケ程度。
 どの巻にも一応敵役とヒロイン役みたいのがいるわけですが、そのどちらもイマイチ伝わってくるものがないんですよね。二巻の巫女なんか、なんで出したの?って感じだし。
 で、他のキャラが薄いせいか出番は巻まるごと出てると言ってもいい主人公の底も浅く見えますね。士郎もかなり鼻につくところがありましたが、上条はそれをさらに強めたようなやつ。ワケのわからん不死身ぶりは士郎の方が上ですけど(笑 。
 そんな感じで欠点も多いのですが、私としてはこれ、おもしろい作品です。
 キャラの掛け合いは楽しいですし、メイン外のキャラがおざなり超えてなおざりなのをどうにかしてくれればもっとよくなるでしょうね。期待しつつこれからも買います。
 次巻は誰かな、また新キャラかそれとも神裂さん再登場か。


 どうせ美琴の出番はないんだろうけど。