最近になって読みはじめた終わりのクロニクル。今のところ二下巻まで読了。
 一巻ではなんかもう一味足りないなーと感じたのですが二巻ではそう感じなかったのは慣れか出来かその日の気分かそれとも睡眠時間か。どれでもいいか、面白かったんだから。どれくらい面白かったかというと都市シリーズがちょっと気になって、逢えば変する奴らちょおほしい、って思うくらい。
 こういった奇行を極自然に行う奇人がいっぱい出る奇世界のお話が好きなのは、きっと私が「奇」からかけ離れた人だからですね。自分にないものにヒトは惹かれるの。自分にないもの、ここ重要ね?
 終わクロは一巻が出た頃から奇には……でなくて、気にはなっていました。表紙絵が好みだったので。手にとってみたこともありますが、今まで買っていなかったのはやはりその厚さが一因かな。しかも上下にわけててあれですよ。まあ読んでみればさほど気にならず一気にずばーっといけました。ずばーっといきすぎてそのまま始発電車に乗り換えできそうな時間になってましたが。
 感想。奇人たちが奇考して奇行して奇交してるくせにわりと王道ぽい。……ちょっと奇にこだわりすぎたか、言い過ぎた。王道のように感じたのはたぶんバトルの流れによるものが大きいのかな。集団戦闘その後決闘、相手側にも強敵揃えてメイン級のキャラには見せ場作ってるところが。
 当然三巻も買うつもりなのですが、なんと三巻は上中下でどれもやっぱりブ厚い。飛んじゃうっ、ラノベたった三冊で二千円が飛んじゃうよぅ!
 そういえば本の厚さというとリアルバウトハイスクールもすごいですね。五巻160p六巻140p八巻200pお値段どれも420円(税別)。八巻が大変お得で結構な感じだね。ちなみに終わクロの二下巻は480pで750円(税別)です。
 ふむ。あちらにも複雑な事情があるのだろうから遠回しに言うが、……詐欺だね?