続報

 火浦<原稿書かない日本一のスチャラカ人気作家>功の連載再開嘘疑惑について、ザ・スニーカー新号が出てから二週間近くたった今更ですが報告したいと思います。
 事実を脚色なく述べれば、確かに火浦氏の原稿は誌面に載っていました。ですが、聞いてください。
 確かに載っていたんです。「あー、火浦だw」などと思いながら読みましたとも。しかし、ページをめくると、そこには衝撃が待っていました。


 もう終わり。


 ──たった2ページかよ!?


 すげえ、さすが火浦氏。その2ページの内容もなんだかなんだおいな内容だったし。すげえ。
 編集の煽り文句で「こんなに枚数あがるとは思いませんでした」みたいなことが書いてあったので余計にすげえ。
 いや、まあ来月はちゃんとページとります、てな感じのことも書いてあったとは思うのですが……それって、編集側としても書いてくるとは思いもしなかったからページ確保してなかったってことなんですかね? だとしたらやっぱりすげえ作家だ。
 っていうか来月も原稿載るとか言っといて、「読みきり小説」の欄に火浦功って名前があるのはなんでですかーっ?